2019-11-06 平均場近似の心。 量子力学 固体物理 演算子、もしくは確率変数をと置き、それらの期待値(平均値)をそれぞれすると、 という式が成り立つ。 これはまだ厳密である。ここで、「は平均値にそれぞれ近いから、「揺らぎ」である, は凄く小さい」と考えるのが平均場近似である。 ポイントは、というように微小量の二次になっているため、「二次微小量を落とす」という視点を持つことである。 そうでなければ、という項を残して良い理由が無くなってしまう。 これによって、 という近似形が求まる。