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基礎的なことこそ、簡単な例が必要だと思うのです。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

多電子原子の波動関数(途中)

今日、朝起きてからずっと多電子原子波動関数の作成プログラムやっているけど、なかなかうまく行かない。 コードは引き続き下記のサイトを参照。 http://www-cms.phys.s.u-tokyo.ac.jp/~naoki/CIPINTRO/CIP/atom.htmlとりあえずs軌道は大丈夫。 でもp軌道に…

水素原子の波動関数の数値計算

束縛状態の波動関数の計算に抵抗がありまくりんぐなので、作ってみました。 普段は連続状態を計算していて、境界条件って言っても解析解につなぐだけなので、「正しいエネルギー(固有値)を見つける」というプロセスに心のハードルが無限の井戸型ポテンシャ…

ミクロカノニカルとカノニカル

ただの愚痴であるが、位相空間が苦手である。 大抵、ミクロカノニカル分布から入ると思うが、その説明に 位相空間の導入 謎のエネルギー範囲の設定 エルゴード仮説 等重率の原理 が使われる。 その中で一番状態数の多い状態が平衡に対応するとし、変分をかま…

条件反射シリーズ:1/r

条件反射シリーズ:近似:固有値の異なる波動関数の積

グロッソ(中)に載ってた。その発想は無かった。 ただし、積分区間は有限でないとヤバいことになるので、問題は選ぶだろう。

井戸型 vs クーロン

今更ながらIPythonデータサイエンスクックブックを購入した。もちろん私費である。せっかくなので一次元のシュレーディンガー方程式でも解こうかと思った。 一階微分方程式に対しては、かくあきさんのサイトで紹介されているローレンツアトラクターのソース…

ストークスの定理の最も簡単な例

xy平面内でのみ回転している、大きさ1の回転を考える。 つまり、 ここから元のベクトルを復元すると、ただし、微分でしか定義されていないので、一意には決まらずに任意性が残る。 例えば以下のようなものも可能である。今回は上のものを考える。これをgnupl…

条件反射シリーズ:ガンマ関数

とが一緒に入っている積分: ガンマ関数に持って行けないか、疑ってみましょう。ちなみにガンマ関数の定義は、 の指数がだったかだったかややこしいし、の肩がプラスだったかマイナスだったか忘れるけど、とにかくとの組み合わせ => と思っておけば見通しは…