前回、諦める確率を考えた下で、最終的に欲しい結果が得られる確率について考察した。
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今回は、逆に「8,9割の確率で目的を達成するためには、どれくらい粘り強くあるべきか?」を考えたい。
一回の試行で欲しい事象が得られる確率、余事象が得られる確率および余事象が出ても試行を続ける確率とすると、最終的に欲しい事象が得られる確率は
今回は、に固定した時の、を調べる。
したがって、
元々のような確率の高い事象に関しては、あまり粘り強さは必要ない()が、コイントスの様なの事象ですら、程度の諦めの悪さが必要ということになる。
値そのものは「そんなもんか」という感じがするが、これが精神論とかではなくキチンと関数として明確に与えられるという事実そのものが「数学ってスゲェな」と思わせるものを秘めていると思う。