個の要素(例えば番号の振られたボール)のうち個を取り出して、それを個のグループ(例えば番号の振られた筒)に分けたときに、各グループ内の要素の個数がとなる組み合わせの数は、
ただし
- 証明
個の要素(例えば番号の振られたボール)から個を取り出して並べる順列は、
で与えられる。
この順列において、前から個の要素をグループ1に入れ、その後ろ個をグループ2に入れる。
も同様のグループ分けを行うことで、全ての要素のグループ分けが完了する。
イメージとしては、透明な筒を1から順に並べておいて、個ボールの入った籠からランダムにボールを一個取り出しては筒1の中のボールの個数がになるまでボールを入れて、個になったら筒2にボールを個になるまで入れていくという感じ。
ボールの方の順番が変わるため、筒の順番は固定させておかなければならない。
また、筒に入れることによって、入れたボールの順番が分かる。
欲しいのは組み合わせだから、筒の中に入ったボールにおける順列の数だけ重複が存在する。
したがって、元の順列をで割ることによって、求めるべき組み合わせの数が得られる。